2012年4月からマネジメント学科の教員になりました。その前は、国会の参議院事務局で、国会議員の立法活動のための調査や事務の仕事を公務員として27年間行ってきました。
両親が小学校の教員だったため、女性が続けられる職業として教員をすすめられましたが、法律を学び公務員になりました。大学を卒業した時は、自分がよもや大学の教員になるとは思っていませんでした。仕事を通じて、さまざまな現実の課題に触れて改めて勉強したいと思い、働きながら社会人として大学院で学びました。仕事の傍ら非常勤講師として、大学院生に主に法律ができるまでの過程などについても教えていました。
より良い社会を作るために国や自治体は、税金などを使って多くの仕事を行っています。若者の就職、子育て支援、震災復興など社会のさまざまな問題が私たちの生活に密接に関係しています。私たち市民にとって、暮らしやすい国・地域をつくるには、どうしたらよいか皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
現在の研究テーマ
子ども・女性の貧困
担当科目
展開ゼミナール、実践ゼミナール
ゼミナールの目標・進路イメージ
■ゼミナールの目標:子育て支援、高齢者対策、まちづくり、防災、DⅤ、子どもの貧困など女性や子どもの権利に関する問題、男女共同参画、消費者行政など各人が問題と感じる課題に関して、何が問題なのか、解決のためにはどのような方法があるか等について、講義で学んだ知識の活用と、各自の調査、インターンシップでの体験を基に、ゼミナール・レポートを作成します。
■進路イメージ:公務員を志望している人は、早めの準備が必要です。「憲法」や「財政」に関する授業も履修してください。「公共経済特別演習」の公務員試験対策、特に数的処理は重要です。夏休みに大学で開講される公務員セミナーも活用しましょう。公務員試験は、年齢によって受けられる試験が異なります。自分が希望する試験の内容を良く調べましょう。
研究内容
■各回の担当者を決め、その報告を踏まえて議論します。4年生は、各自の課題に基づき、卒業論文作成に取り組みます。3年生は秋学期にグループ(共同)研究に取り組みます。
■全員がゼミ内での係(ゼミ長、副セミ長、ML係、見学係など)を分担します。
鳫先生は一人一人の相談を親身に聞いてくれてとても優しい人です(ノ^^)ノ
公務員をされてた方なので
色々知りたい人にはピッタリ!
先輩も厳しくないですし、就活の話もたくさんしてくれますヽ^^丿
鳫ゼミをよろしくお願いします!
ゼミのテーマは、「女性と政策」です。3・4年生は、子ども・女性・地域・防災などの分野で各自の研究テーマに取り組みます。3年生は、マネジメント学部発表会に毎年出場して います。2016年度は、「Instagramで跡見を発信」をテーマに発表し、予選を通過、本選の「跡見マネジメント部門」で「優秀賞」を受賞しました。