授業紹介(大学HPと併載)

【企業分野】 

消費者の要望の引き出し方を学びマーケティングの使い手になる

【郷香野子 講師】

内容

この授業では、まず「なぜそれを買うのか」「どんなものを求めているのか」といった消費者の要望の引き出し方を学びます。その上で、企業が消費者の要望に対してどのように製品が生み出し、戦略をたてて管理していくのかを順を追って理解します。さらに、新製品の開発などの実践的な課題を通して学んだ知識を使いこなし、皆さん一人ひとりに「マーケティングの使い手」になってもらいます。 

ディズニーランドの経済学を学ぶ

山澤成康 教授

内容

この授業では、ディズニーランドをテーマに講義しています。価格戦略、日本経済との関連、株価の分析、海外のディズニーランドとの違い、ほかのテーマパークとの比較など、多面的に分析しています。

ベンチャー企業の本質や起業環境を理解し、ベンチャー・マネジメントについて考察

【許(きょ)伸江 教授】

実際に起業した事例の成功や失敗を、映像資料などを見ながら考察。現場感覚を養いながら、知識を身につけます。起業について学ぶことで、チャレンジ精神や自立心を磨きましょう。また経営者目線で企業経営を捉えることは、一般企業で活躍するためのスキルにもなります。


リーダーの振る舞い方、視点の置き方を事例・解説・発表を通して学

【佐藤敦 教授】

内容

リーダーシップ・モチベーション論、経営にかかわる心理学理論を講義し、リーダー事例を視聴し分析・解説します。 事例は、アミューズメントパーク社長、演出家・振付師、プロダクション社長、教師・カウンセラー、駅弁営業所所長などのリーダーシップ(振る舞い、部下やメンバーとの接し方など)です。 

講義回、事例・解説回を交互に行い、アクティブラーニングとして、各回の最後に学び・気づきを発表する時間を設け、学びを共有します。


受講生の声(授業アンケートから) 

会社っていったい何もの?

細川淳 教授

内容

皆さんのほとんどがわずか数年後に就職して会社で働いています。その「会社」っていったいなに何ものなんでしょうか? 

この授業では、①会社とはなに何ものなのか、②どういう人びとと関係するのか、③会社はだれのものなのか、ということを解きあかしていきます。様々な事例やエピソードを交えて、日本の「会社」がどのような統治と経営をしているのか、そこに働く人びとはどう向き合っているのかを浮き彫りにし、その上でこれからの企業はどのような方向に向かっていくのかを学生と共に探っていきます。 

こうしてあなたが「会社」を理解すると、会社との向き合い方がわかります。そうすると、楽しくやりがいを持って仕事をできるようになります。やりがいを持てない時期に、あなたと会社の間合いをとることができやすくなります。 

「会社」を理解して、自分自身の社会との向き合い方を手に入れて下さい。  

経営を貸借対照表・損益計算書で読み解く

【村上理 准教授】

内容

この授業では、企業経営の「成績表」とも言われる貸借対照表・損益計算書を読み解く手法を学びます。企業経営を数値にもとづいて評価できるようになりましょう。経営分析の知識は、金融・会計分野で働く社会人の間で実際に利用されている知識です。そのため、とくに実践的な学びに興味のある学生に向いています。 

理性も感性も持っている複雑な生き物「ヒト(人間)」を育成・活用していくプロセスを学ぶ

【崔勝淏(ちぇ すんほ) 教授】

企業における「人(人材)」のマネジメントについて基礎的知識を理解し、日本の雇用と労働の問題について重要な論点を理解します。近年の非正規労働が増えている日本の雇用問題、「人」のマネジメントの内容と最近の変化などについて考えていきます。


Project Based Learning(課題解決型授業)と産学連携で企業戦略を学ぶ

【中西哲 准教授】

内容

現代の企業は、SDGsに代表されるような社会課題を解決しつつ企業の売上成長も同時に実現することが「重要課題」となっています。社会貢献だけでは持続しないし、利益追求だけでは社会性が失われることがあるからです。 

この授業ではProject Based Learning(課題解決型授業)の手法を取り入れ、大企業との産学連携プロジェクトを行い、現実の「重要課題」に対して学生が戦略を考え、企業に対して直接提案しています。 を行います。

【公共分野】 

暮らしやすい国や地域をつくるにはどうするかを学ぶ

【鳫咲子 教授】

内容

若者の就職、子育て支援など社会の様々な問題が私たちの生活に密接に関係しています。この授業では、市民にとって暮らしやすい国・地域をつくるには、どうしたらよいか皆さんと一緒に考えて いきます。

統治機構のマネジメントについて学ぶ

山田秀樹 教授

内容

個人の自由は大切ですが、皆が好き勝手に行動すると誰かに迷惑をかけることになるので、日本という国の中で集団生活を送っている限り、ルールを守らなくてはいけません。そのルールを作り、運用し、違反したときはペナルティーを与えるのが、統治機構と呼ばれる公的組織群です。具体的にどんな機関があり、それぞれがどのようにマネジメントされているのか、授業を通して探っていきます。高校で学んだことをもっと深く知ることになるでしょう。 

【文化分野】 

本当の「豊かさ」とは?授業を通じて、世界のあり方と自分の生き方を考え

【禿(かむろ)あや美 教授】

文化と政策。一見難しそうなこのふたつは、実は私たちの生活に密接な関係があります。自分たちが芸術や文化、スポーツに親しみ、人とつながりながら豊かに暮らすためには何が必要でしょうか?世界の政策を参考に、日本の今とこれからを考えます。

どんな力が身につく?

日本で文化的なものを日常的に感じることができれば、生活はもっと豊かになるのではないでしょうか。自分たちの生きる世界を客観的に見て、将来どういう社会が望ましいかを考える力を育てます。

ここがおもしろい!

世界の文化政策を参考にすると、日本の社会について新しい発見ができます。仕事も家庭も文化活動も、それぞれ「ほどほど」に楽しむためにどんな政策が必要なのかを、みんなで深く考えます。

こんな学生にピッタリ!

自分の意見をしっかり持ちつつ、自分とは異なる意見も取り入れることができる学生に適しています。正解も間違いもないテーマについて、人の意見を参考に、多面的にものを考えられる学生の育成を目指しています。

芸術文化の担い手であるNPOの活動事例から学ぶ

【曽田修司 教授】

内容

この授業では、経済運営のしくみとして、政府セクターや企業セクターとは異なる行動原理で活動している非営利セクター(NPOセクター)の存在に注目します。芸術文化に携わるNPOは、教育や福祉、まちづくり等の領域で社会課題の解決に取り組む主体であり、人の思いや体験を重視する共感型の経済活動の主役です。この授業では、多くのアートNPOが持続可能な社会の実現に向けて活動し、大きな成果を挙げている事例を紹介します。