中西 哲 准教授 

Tetsu Nakanishi, associate professor

<職名>
准教授

<担当ゼミ>
企業戦略入門(実践ゼミ)、企業戦略(展開ゼミ)

<担当科目>
マネジメント学入門、マネジメント学、経営戦略論、プロゼミ、実践ゼミ、展開ゼミ、戦略経営論(大学院)

<研究領域>
経営学(経営戦略、ファイナンス、ダイバーシティ・マネジメント)

<研究テーマ>
女性活躍推進企業の経営行動

<サイト・研究者情報>
研究者情報

自己紹介

兵庫県西宮市出身です。同志社大学を卒業後、銀行員(みずほファイナンシャルグループ)としてキャリアをスタートしました。13年間勤務した後、経営コンサルティング会社を起業し10年以上経営してきました。その間、立教大学大学院で経営学の修士号と博士号を取得しました。さらに、業務の傍ら江戸川大学と新潟大学大学院で非常勤講師も務めてきました。跡見には2018年度から専任教員としてお世話になっています。「銀行員✖️起業家✖️研究者」である点が教員としての特徴だと思います。この特徴を活かし、リアルかつアカデミックな経営学の学びを提供します。 私の跡見での使命は社会で活躍する(リーダーになれる)人材を育成する事だと考えています。ゼミナールでは仲間と協力して外部に発信する能力とともに、一人で静かに学ぶ能力も養っています。この両方がそろってこそ、社会で活躍できる人材になれるものと確信しているからです。

ところで、私の父は女子中高の校長をしていましたし姉は女子大学の教員をしています。女子教育に馴染み深い家系ですので女子大で教員をさせていただいているご縁を大切に考えています。みなさんが授業やゼミナール活動を通じて何かに気づき、人生の指針を得られるよう精一杯指導していきます。 

担当ゼミについて


【2022年度】
(3年生)
アサヒグループ・ホールディングに対する戦略提案プロジェクト
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/8674/

(2年生)
花王グループに対する戦略提案プロジェクト
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/8684/

【2021年度】
(3年生)
アサヒグループ・ホールディングに対する戦略提案プロジェクト
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/6992/

第67回日本学生経済ゼミナール全国大会出場予選会最優秀賞受賞
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/7685/

(2年生)
花王グループに対する戦略提案プロジェクト
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/7017/

アカデミック・インターンシップでの企画が事業化
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/8281/

【2020年度】
(3年生)
アサヒグループ・ホールディングに対する戦略提案プロジェクト
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/5221/

(2年生)
花王グループに対する戦略提案プロジェクト
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/5218/

マイナビキャリアインカレ出場 準決勝進出
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/6130/

【2019年度】
(3年生)
第66回日本学生経済ゼミナール大会(インター大会)予選3位入賞
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/4553/

アイスホッケー男子日本代表のプロモーション戦略提案プロジェクト
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/4262/

(2年生)
花王グループに対する戦略提案プロジェクト
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/4259/

【2018年度】
(3年生)
第65回日本学生経済ゼミナール大会(インター大会)予選3位入賞
http://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/3763/

実践ゼミナール(企業戦略入門)&展開ゼミナール(企業戦略)

研究活動とゼミナールの目標

【実践ゼミ(企業戦略入門)】経営学重要分野の学習と企業向け提案プロジェクトの実践

中西ゼミは経営学を実践的に学ぶゼミです。経営学には多様な分野がありますが2年次は中西が選ぶ重要分野(経営戦略、マーケティング、イノベーション・マネジメント、社会心理学、パーパス・ブランディングなど)の基礎理論を習得しながら春学期は大企業向けプロジェクトを実行し、秋学期は他大学と競い合うコンテストに出場します。2022年度は春学期に花王グループを招聘し、「花王の強みを活かし、社会課題解決にも会社の成長にもつながるビジネスを提案せよ」と言う課題に取り組みました。中西ゼミ2年生は花王グループと3年連続ご支援をいただいています。秋学期には日本最大の研究コンテストである「日経ストックリーグ」に出場し決勝進出を目指します。
最初はとてもできないと思う事も頑張る意欲さえあれば必ず出来ます。局面を打開しやり遂げた時に自己の成長を実感するものです。皆さんが成長する舞台をたくさん用意すると共に自信を持って卒業していただくことがゼミナールの目標です。

【展開ゼミ(企業戦略)】企業向け提案プロジェクトの実践とインター大会への出場/卒業論文の完成


(三年次)春学期は大企業向け提案プロジェクトを実施し、現実の企業課題を解決するプロジェクトに取り組みます。2022年度はアサヒグループホールディングスを招聘し、「アサヒが様々なステークホルダー(消費者含む)と一緒に取り組むエシカル商品・サービスの提案。」という課題を実行しました。アサヒグループホールディングス様からは3年連続ご支援いただいております。


秋学期には日本学生経済ゼミナール全国大会(インター大会)へ出場し、決勝進出を目指します。インター大会は2022年度で68回目を数える経済・経営系ゼミの学術発表大会として最も歴史のある大会です。全国の他大学生と日頃の研究成果を競い合います。 2018年度は日本大学で予選が開催され3チームに分かれて出場しました。そのうちマーケティング部門に出場したチームは、明治大学、立命館大学、新潟大学などを抑え3位に入賞しました。2019年度は関西大学で開催され3チームに分かれて出場しました。そのうち経営部門に出場したチームが中央大学、名城大学、滋賀大学、近畿大学などを抑え同じく3位に入賞しました。また、2021年度は予選会にて2チームが最優秀賞を獲得し初の決勝進出を果たしました。2022年度も決勝進出を目指して頑張っています。 

四年次)各自の問題意識に応じた個別研究を行い卒業論文を執筆します。各自の研究をゼミ内で共有しながら精度を高めて完成を目指します。四年生にとって、学校生活はこれで最後です。小中高大という長きにわたり学校に通わせてくれた大切な人に捧げるつもりで執筆しましょう。

【共通】BOOK REVIEWによる知識整備

ルーティンワークとして毎月2冊(経営学分野1冊、別分野1冊)の著書・論文を読み中西ゼミBOOK REVIEW NOTEに書評を書いてもらいます。教員はすべての学生にコメントをして返却します。この地道な知識整備の積み重ね研究活動や将来のビジネスの基礎体力になるのです。また、自分の価値観に変化が生まれ未来のビジョンの醸成につながります。

最初はとてもできないと思える事も頑張りたい気持ちがあれば必ず出来ます。局面を打開しやり遂げたときの充実感は何ものにも代え難いものです。ゼミのプロジェクトやルーティンワークを通じてそういった経験をたくさん積み、自己の成長を実感してもらうことがゼミの目標です。